プロが選ぶおすすめのインクラインベンチ8選|最適なベンチを買える
「おすすめのインクラインベンチがほしいけどれが良いのだろう?」
「いろいろあってどの商品を選べば良いのかわからない…」
インクラインベンチのご購入を検討中の場合、おすすめ商品が選びきれず、「なかなか購入に踏み切れない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
おすすめのインクラインベンチとして、次のような商品を挙げます。
商品名 【メーカー】 |
イメージ | 価格 (税込) |
マルチポジションベンチLE-B80 【LEADING EDGE】 |
14,400円 | |
アジャスタブルベンチLE-B100R 【LEADING EDGE】 |
24,400円 | |
AB-3100 FIアジャスタブルベンチ 【REP Fitness】 |
34,500円 | |
MBCアジャスタブルベンチ コンパクト 【MBC POWER】 |
45,880円 | |
AB-3000 2.0 FIDアジャスタブルベンチ 【REP Fitness】 |
54,500円 | |
MBCアジャスタブルベンチ 【MBC POWER】 |
76,760円 | |
AB-5200 2.0 アジャスタブルベンチ 【REP Fitness】 |
スタンダード 89,900円 ワイド 93,200円 |
|
BLACKWING™ アジャスタブルベンチ 【REP Fitness】 |
スタンダード 103,500円 ワイド 132,300円 |
おすすめのインクラインベンチには一定の基準があり、次のポイントを押さえることが肝心です。
トレーニングの集中を乱さない安定性と、鍛えたい部位にあったトレーニングができる汎用性が不可欠だからです。
実際に、「集中を阻害されると筋トレのモチベが下がる」という方は多いのではないでしょうか。
行いたいトレーニング内容や使用者の体格に合ったベンチを選ぶことは、トレーニング時の安全性はもちろんですが、モチベーションの維持にも役立つのです。
しかしながら、ポイントだけ示されてもわかりにくいという方もいらっしゃるでしょう。
そのためこの記事では、実際の商品を挙げて、おすすめのインクラインベンチとはどのようなものか、プロの視点でご紹介していきます。
【この記事を読んでわかること】
|
最後まで読んでいただければ、あなたにぴったりのインクライベンチが選べるようになりますので、ぜひ参考にしてください。
1.おすすめのインクラインベンチを一覧で紹介
おすすめのインクラインベンチにはどのようなものがあるのか、まずは一覧で確認していきましょう。
今回ご紹介している商品は、のちほど解説する「2.おすすめのインクラインベンチを選ぶ10のポイント」の基準に沿って選び、価格の安い順に並べたものです。
ポイントごとの商品詳細は、商品名をクリックして飛べるそれぞれの商品紹介にて表でお伝えしています。「先に気になる商品をチェックしたい」という方はぜひご活用くださいね。
※表は横スクロールが可能です。
商品名 | メーカー | イメージ | 価格 (税込) |
サイズ (幅×長さ) |
フラット時のベンチ高さ | 耐荷重 |
マルチポジションベンチLE-B80 | LEADING EDGE | 14,400円 | 幅54×長さ125cm | 42cm | 300kg | |
アジャスタブルベンチLE-B100R | LEADING EDGE | 24,400円 | 幅65×長さ157cm | 42cm | 300kg (シットアップ時は120kg) |
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AB-3100 FIアジャスタブルベンチ | REP Fitness | 34,500円 | 幅58×長さ128cm | 43cm | 320kg | |
MBCアジャスタブルベンチ コンパクト | MBC POWER | 45,880円 | 幅51×長さ129cm | 44cm | 500kg | |
AB-3000 2.0 FIDアジャスタブルベンチ | REP Fitness | 54,500円 | 幅66cm×長さ144cm | 43cm | 454kg | |
MBCアジャスタブルベンチ | MBC POWER | 76,760円 | 幅61.5×長さ141cm | 44cm | 500kg | |
AB-5200 2.0 アジャスタブルベンチ | REP Fitness | スタンダード 89,900円 ワイド 93,200円 |
幅66×長さ146cm | 44cm | 454kg | |
BLACKWING™ アジャスタブルベンチ | REP Fitness | スタンダード 103,500円 ワイド 132,300円 |
幅66×長さ151cm | 44cm | 454kg |
※2024年5月現在の価格です。
2.おすすめのインクラインベンチを選ぶ10のポイント
おすすめのインクラインベンチとは、
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という3点を押さえたものを指します。3つ目は使う状況によって好みで選んで問題ありませんが、上の2つは必須事項です。
安定性がないとトレーニングに集中できませんし、鍛えたい部位にあったトレーニングができないようでは、モチベーションの低下につながってしまうでしょう。
具体的な項目は、次の通りとなります。
それぞれのポイントを解説していきましょう。
2-1.耐荷重は「体重+ウェイトの重さ以上」が必要である
まず、インクラインベンチを選ぶ際には、耐荷重のチェックが大切です。ベンチがどれほどの重さに耐えられるかという指標ですね。
耐荷重は、あなたの体重と、あなたがトレーニングに用いるウェイト(ダンベルやバーベル)の重さの合計以上のものを選ぶことが大切です。
【体重90kgの人が計60kgの重量トレーニングをする場合】 → 耐荷重150kg以上の製品を選ぶ |
耐荷重が足りないと、「体重+ウェイト」の重さを支えきれず、ぐらついたり、倒れたりといった不安定さを感じやすいでしょう。場合によってはベンチが壊れる恐れもあり、重大な事故につながるリスクもあります。
しっかりと重さを支えられる構造であれば、トレーニングに集中できるという点でも重宝するでしょう。
2-2.「リアベースの幅」はバックパッドの2倍以上が望ましい
ベンチのベース(土台)は、後ろ側の支え(リアベース)の幅が、背面(バック)パッドの2倍以上あることが望ましいです。リアベースの幅は、ベンチの全幅としてサイズ確認できるでしょう。
支えの幅がある分、トレーニング中にベンチの左右へと不均衡に重さが加わっても、横方向にがたつきにくく、しっかりと安定してくれるからです。
AB-3000 2.0 FIDアジャスタブルベンチ(REP Fitness)
加えて、写真のようなゴム製カバーなど、滑りにくさの工夫があるものであれば、特におすすめといえます。
AB-3000 2.0 FIDアジャスタブルベンチ(REP Fitness)
床との間にグリップ力を利かせてズレにくくするだけでなく、床の保護という面でも役立ちます。
パッドの材質も滑りにくいものが良い |
パッドの材質も、滑りにくい特徴があるものを選びましょう。グリップ力が高いと、パッドと接する部分がズレにくく、体が安定するからです。 つるつる滑ると、いちいち体を元の位置に戻す必要があり、トレーニングの集中を妨げる可能性が高いでしょう。 下の動画で紹介している製品のように、グリップ力の高さを備えたインクラインベンチを選ぶことをおすすめします。 BlackWing™︎アジャスタブルベンチ(REP Fitness) |
2-3.「パッドの幅」は肩の動きを邪魔しない幅を選ぶ
パッドの幅は、肩幅の動きを邪魔しない幅を目安に選びましょう。具体的な長さの目安は、鎖骨のでっぱり部分の両端を結んだ長さとなります。
広すぎても狭すぎてもトレーニング時のストレスになりやすいです。
パッドの幅が広すぎると、トレーニング時の肩の可動域が狭まってしまいますし、逆に幅が狭すぎると、身体を支える面積が小さくなるので、トレーニング時にぐらついてしまう恐れがあるからです。
バランスを崩してベンチから落ちてしまうと、重りを持っている場合は特に、ケガをする原因になりかねません。
下記は、REP Fitness「BLACKWING™ アジャスタブルベンチ」のスタンダードサイズ(31cm)と、ワイドサイズ(36cm)を例に挙げて比較しています。
なお、肩幅の広さは「42cm」、腕の付け根からの長さは「60cm」と、一般的な肩幅の人がモデルです。
31cmのパッドの場合 | 36cmのパッドの場合 |
→ 肩幅とのバランスが良く、パッドがトレーニングの邪魔になりにくい | → 肩の後ろまでパッドがあるので、可動域が狭くなる |
日本パワーリフティング協会の規格サイズは、25〜32cm程度※です。
そのためおおよその目安としては、一般的な肩幅の方は30cm前後、体格が大きく、肩幅が広めの方は30cm以上が適しているといえます。
※出典:公益社団法人日本パワーリフティング協会「ルールブック」
2-4.「バックパッド」は頭がはみ出ない長さを選ぶ
バックパッドの長さは、体を預けたとき、頭がパッドの端からはみ出ない長さを選びましょう。
頭のサポートができる面が少ないと、背面にもたれかかった際に頭が不安定になりますし、位置を定めようとすると首に負担がかかりやすいからです。
頭がぐらつかない分、トレーニング時にしっかり体を支えやすいという利点もあります。
実際にベンチを使ったとき、測ったときの姿勢と多少ズレることがあるため、2~5cmほどプラスした長さを目安に選んでみてくださいね。
2-5.「フラット時の高さ」は膝下の長さ以下を選ぶ
インクラインベンチをフラットにしたときの高さは、膝から足裏までの長さよりも低いものを選びましょう。ベンチに座った際、足裏がしっかりと床に着地できるからです。
高さが適しておらず、指先しか床に付かないようでは、足全体で踏ん張りが利きにくくなります。トレーニング時に集中して取り組むには、足の踵(かかと)まで着地する必要があります。
日本パワーリフティング協会が定めたフラットベンチの高さの目安は42~45cm※ですので、おおよその目安にすると良いでしょう。
※出典:公益社団法人日本パワーリフティング協会「ルールブック」
2-6.「フラット時のパッドの隙間」はなるべく狭いものが良い
背面と座面をフラットにした場合のパッドの状態をチェックし、隙間がなるべく狭いものを選ぶことをおすすめします。
隙間があると、ベンチに体を預けたとき部分的に浮いた感じがするなど、トレーニング時の違和感につながりやすいからです。隙間がある部分は体に接しないため、その部分だけ体にかかる圧力を支えられないので、余計な負荷がかかる恐れもあります。
「隙間があるので手や足を置けない」というストレスにもつながるかもしれません。
バックパッドの角度調節をする都合上、どうしても隙間はできやすいのですが、極力スペースを縮める工夫を施したベンチを選ぶほうが良いでしょう。
例えば、下に挙げた商品は、シートを前後にスライドさせ、パッド間の隙間をなくす技術「ZeroGap™」が採用されています。
BLACKWING™ アジャスタブルベンチ(REP Fitness)
2-7.「パッドの形状」は長辺が平行のフラットなものが良い
パッドの形状はシンプルで直線的なものを選びましょう。すっきりとした長方形に近い、長辺が平行の物のほうが幅広いトレーニングに対応しやすいからです。
AB-3000 2.0 FIDアジャスタブルベンチ(REP Fitness)
なかには座りやすいことを意識して、特徴的な曲線を描くバックパッドもありますが、フラット時に邪魔になる恐れがあります。
例えば、リバース・プッシュアップをする姿勢を見ると、分かりやすいでしょう。
写真のように長辺が平行の、フラットなパッドを採用したベンチではなく、腰の部分が膨らんでいて平面でなかったり、パッドの端が斜めになっていたりすると、手をつく位置に困るでしょう。
2-8.調節できる角度の段階は8段階以上がおすすめ
調節できるパッドの角度については、調節段階が多いインクラインベンチがおすすめです。よりピンポイントに負荷をかける筋肉の部位が選べ、トレーニングの幅が広がるからです。
本格的に家トレを始めるなら、8段階以上を目安に選ぶと良いでしょう。
加えて、バックパッドがフラット状態から頭の位置が上がる「インクライン」だけでなく、下方向に調節できる「デクライン」機能も備えているとなお便利です。
インクラインとデクラインの両方が調節できる(アジャスタブルベンチと呼ばれる)と、デクラインシットアップなど、腹筋に高負荷を与えるトレーニングも手軽に行えるでしょう。
【デクラインシットアップの例】
また、バックパッドだけでなく、シートパッドの角度も変えられると、ベンチに座る姿勢が安定しやすくなります。
BLACKWING™ アジャスタブルベンチ(REP Fitness)
姿勢が安定すると、腰への負担も軽減しやすくなり、負荷をかけたい部位だけに集中できる利点があります。
角度調節の方法は好みで選ぼう |
角度調節の方法は、主に次の3つがあり、好みで選んでも問題ありません。 ・ボルトでしっかり固定する「ボルト式」 滅多に角度を変えないならボルト式で固定しても良いでしょう。「基本的には変更しないけど、いざ変える場合に工具を使う手間をかけたくない」という場合は、ロックピン式も選択肢の一つです。 トレーニングに応じて適宜角度調節したいなら、ラダー方式が最も手間がありません。 トレーニング中には支障はないものの、「移動時にバックパッドを裏から押すとラダーから外れてしまうのでは」と心配されるなら、下の写真のような「ラダーを固定する仕組み(クローズドラダー)」を取り入れた製品を検討してみましょう。 AB-5200 2.0 アジャスタブルベンチ(REP Fitness) 直立状態で保管する際も、ラダーからフレームが外れる心配がないのでおすすめです。 |
2-9.アタッチメントが付けられるとトレーニングの幅が広がる
インクラインベンチのなかには、アタッチメントが付属しているものや、オプションとして後付けでできるものなど、機能を拡張できるタイプのベンチもあります。
【内蔵型レッグローラーの例】
AB-3000 2.0 FIDアジャスタブルベンチ(REP Fitness)
例えば、レッグローラーがあると、下の写真のように取り付けてデクラインシットアップをするなど、より安全にトレーニングができるでしょう。
アジャスタブルベンチレッグローラーアタッチメント(REP Fitness)
必要なければ無理に選ぶ必要はありませんが、「将来的にアタッチメントを使ったトレーニングがしたくなる」という可能性もありますので、ぜひお好みで選んでみてくださいね。
2-10.移動や収納に便利な機能があるものだと使い勝手が良い
インクラインベンチには、移動や収納時に便利な機能を備えた商品もあります。
「一度部屋に置いたら移動させない」という場合は別ですが、出しっぱなしにしておくのは都合が悪いケースもあるでしょう。
しっかりした造りのベンチは相応の重さがありますから、例えばキャスターが付いていれば、移動が楽になります。
立てて置けばスペースの節約になりますので、直立できる構造のベンチもおすすめです。
AB-5200 2.0 アジャスタブルベンチ(REP Fitness)
組立式かどうか、難易度も確認しておくと安心! |
商品の紹介ページには、組立式かどうかといった情報も記載されていることが一般的です。 「おすすめのインクラインベンチを選ぶポイント」とまではいいませんが、組立は購入者が行うことになりますので、商品ページや口コミを見て、どの程度の難易度かも確認しておくと安心ですね。 なお、今回ご紹介している商品は全て「組立式」となっています。 |
3.【予算2~4万円】おすすめのインクラインベンチ3選
ここからは、実際の商品のなかからおすすめのインクラインベンチを挙げてご紹介しています。まずは、予算2~4万円で購入できるインクラインベンチを3つ見ていきましょう。
3-1.マルチポジションベンチLE-B80(LEADING EDGE)
【商品詳細】
価格(税込) | 14,400円 |
メーカー | LEADING EDGE |
耐荷重 | 300kg |
サイズ(幅×長さ) | 幅54×長さ125cm |
バックパッドの幅 | 27cm |
バックパッドの長さ | 85cm |
フラット時のベンチ高さ | 42cm |
角度調節の段階 | バックパッド:6段階(-12、0、30、45、60、70) シートパッド:3段階(0、10、20) |
アタッチメントの有無 | なし |
その他機能の有無 | 折り畳み式 |
備考 | 組立式(簡易工具同梱) |
※2024年5月現在の価格です。
マルチポジションベンチLE-B80(LEADING EDGE)は、今回ご紹介するなかで最もリーズナブルなインクラインベンチです。
重量が約18kgと軽めの造りですし、今回ご紹介する商品のなかでは最もコンパクトなサイズです。折りたためば、高さ24cm×長さ123cmになり、収納しやすい特徴を備えています。
バックパッドの角度調節は6段階ですが、インクライン・デクラインにも対応しており、座面も調節できます。基本的なトレーニングはこなせるでしょう。
「家トレを始めてみたいけど、続くか心配…」
「インクラインベンチを買いたいけどまずは手ごろなベンチから始めたい」
という方におすすめしたい商品です。
おすすめポイント
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3-2.アジャスタブルベンチLE-B100R(LEADING EDGE)
【商品詳細】
価格(税込) | 24,400円 |
メーカー | LEADING EDGE |
耐荷重 | 300kg (シットアップ時は120kg) |
サイズ(幅×長さ) | 幅65×長さ157cm |
バックパッドの幅 | 28cm |
バックパッドの長さ | 80cm |
フラット時のベンチ高さ | 42cm |
角度調節の段階 | バックパッド:10段階(-15、0、20、30、40、50、60、70、80、90) シートパッド:5段階(-30、-20、0、10、20) |
アタッチメントの有無 | フットレスト付き |
その他機能の有無 | キャスター付き |
備考 | 組立式 |
※2024年5月現在の価格です。
アジャスタブルベンチLE-B100R(LEADING EDGE)には、バックパッドの上方にフットレストが標準装備されています。4段階の角度調節、取り外しもできるので、用途に合わせやすいですね。
出典:Amazon
背面がインクライン・デクラインあわせて10段階に調整できることとあわせて、幅広いトレーニングが行えるでしょう。
キャスター付きな点も、移動しやすく嬉しいポイントです。
なお、シットアップ使用時には0°~30°の間でバックパッドを傾けられます(耐荷重は120kg)ので、
「比較的リーズナブルで、シットアップがしやすいベンチがほしい」
という方におすすめの商品です。
おすすめポイント
|
3-3.AB-3100 FIアジャスタブルベンチ(REP Fitness)
【商品詳細】
価格(税込) | 34,500円 |
メーカー | REP Fitness |
耐荷重 | 320kg |
サイズ(幅×長さ) | 幅58×長さ128cm |
バックパッドの幅 | 30~23cm |
バックパッドの長さ | 88cm |
フラット時のベンチ高さ | 43cm |
角度調節の段階 | バックパッド:6段階(0、30、45、60、75、90) シートパッド:3段階(0、10、20) |
アタッチメントの有無 | なし |
その他機能の有無 | キャスター付き |
備考 | 組立式 |
※2024年5月現在の価格です。
AB-3100 FIアジャスタブルベンチ(REP Fitness)は、今回ご紹介するなかでも比較的コンパクトで、自宅に置きやすいサイズ感といえます。
REP Fitnessが提供するベンチはいずれも、操作が簡単なラダー方式と、滑りにくい質感のパッドを採用しています。AB-3100 FIアジャスタブルベンチは、同メーカーが提供するベンチのなかでは最も手ごろな値段ですが、耐荷重は320kgとしっかりした造りですね。
すっきりとしたデザインで、メタリックブラック、レッド、ブルー、マットブラックの4つのカラーバリエーションから選べます。
角度は背面が6段階インクライン調節でき、座面が3段階に変更できます。
「基本的なトレーニングができて、家トレに取り入れやすいベンチがほしい」
という方におすすめしたい商品です。
おすすめポイント
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4.【予算4~6万円】おすすめのインクラインベンチ2選
続いては、予算4~6万円ほどで購入できるおすすめのインクラインベンチを2つご紹介します。
この価格帯になると、業務用にも通用する本格的なベンチに十分手が届くでしょう。今回ご紹介するのは、対応できるトレーニングの幅も広く、耐久力や安定性のしっかりしたベンチです。
4-1.MBCアジャスタブルベンチ コンパクト(MBC POWER)
【商品詳細】
価格(税込) | 45,880円 |
メーカー | MBC POWER |
耐荷重 | 500kg |
サイズ(幅×長さ) | 幅51×長さ129cm |
バックパッドの幅 | 30.5cm |
バックパッドの長さ | 90cm |
フラット時のベンチ高さ | 44cm |
角度調節の段階 | バックパッド:10段階(0、15、30、37.5、45、52.5、60、67.5、75、85) シートパッド:3段階(0、15、30) |
アタッチメントの有無 | なし |
その他機能の有無 | ・立てて置いておける ・キャスター付き |
備考 | 組立式(簡易工具付属) |
※2024年5月現在の価格です。
MBCアジャスタブルベンチ コンパクト(MBC POWER)は、耐荷重500kgという、今回紹介するなかで最も重い重量に耐えられる造りのベンチです。
立てて置いておけるので、使わないときは省スペースに収納できますし、キャスターが付いているので移動も手軽にできるでしょう。
「グリッピービニール」という滑りにくい質感のパッドを採用しており、高い耐荷重とあわせて、重量トレーニング時にも安心して取り組みやすいといえます。
パッドの色はブラックのみですが、フレームカラーは、ブラック、グロスレッド、シルバーグレーの3種類から選べますよ。
「耐久力のあるベンチがほしい」という方にぜひおすすめしたい商品です。
おすすめポイント
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4-2.AB-3000 2.0 FIDアジャスタブルベンチ(REP Fitness)
【商品詳細】
価格(税込) | 54,500円 |
メーカー | REP fitness |
耐荷重 | 454kg |
サイズ(幅×長さ) | 幅66cm×長さ144cm |
バックパッドの幅 | 30cm |
バックパッドの長さ | 91cm |
フラット時のベンチ高さ | 43cm |
角度調節の段階 | バックパッド:8段階(-12、0、15、30、45、60、70、85) シートパッド:5段階(0、5、10、15、20) |
アタッチメントの有無 | レッグローラー付き |
その他機能の有無 | キャスター付き |
備考 | 組立式 |
※2024年5月現在の価格です。
AB-3000 2.0 FIDアジャスタブルベンチ(REP Fitness)は、ホームジム向けに開発されたベンチで、業務用にも十分使用可能な頑丈な造りとなっています。
「ジムにあるような本格的なベンチをなるべくリーズナブルな価格で」と希望されている方には打ってつけの商品といえるでしょう。
レッグローラーが内蔵されているので、シットアップ時に足を固定して使えます。
また、グリップ力のある「CleanGrip™︎パッド」を採用しているので、体が滑りにくく、トレーニングに集中しやすいのも嬉しいポイントです。
レッグローラーにはハンドルが付いており、キャスターと合わせて移動時に便利ですね。
カラーバリエーションは、メタリックブラック、レッド、ブルー、ホワイト、マットブラック5種類から選べます。
おすすめポイント
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\特徴や機能について詳しく知りたい方は動画をチェック!/
5.【予算7~10万円前後】おすすめのインクラインベンチ3選
最後にご紹介するのは、予算7~10万円前後で購入できるおすすめのインクラインベンチです。
「高価格でも良いから、本格的かつ高機能、デザインもスタイリッシュなベンチがほしい」という方の要望に応えられる商品をご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
5-1.MBCアジャスタブルベンチ(MBC POWER)
【商品詳細】
価格(税込) | 76,760円 |
メーカー | MBC POWER |
耐荷重 | 500kg |
サイズ(幅×長さ) | 幅61.5×長さ141cm |
バックパッドの幅 | 30.5cm |
バックパッドの長さ | 98cm |
フラット時のベンチ高さ | 44cm |
角度調節の段階 | バックパッド:10段階(0、15、30、37.5、45、52.5、60、67.5、75、85) シートパッド:3段階(0、15、30) |
アタッチメントの有無 | なし |
その他機能の有無 | ・立てて置いておける ・キャスター付き |
備考 | 組立式(簡易工具付属) |
※2024年5月現在の価格です。
MBCアジャスタブルベンチ(MBC POWER)は、先にご紹介した「4-1.MBCアジャスタブルベンチ コンパクト(MBC POWER)」をプロ仕様にしたもので、全体の長さや幅が大きくなっています。
背面は10段階、座面は3段階の角度調節ができる点や、滑りにくい「グリッピービニール」をシートカバーに採用している点など、基本的な特徴は共通しています。
異なる点としては、パッド間の隙間が2.7cmと更に狭くなったことがまず挙げられます。パッドの大きさも、背面は98cmと長くなり、背の高い方でも安心して使えるサイズ感です。
カラーは、メタリックブラック&ステンレス、グロスレッド&ステンレス、シルバーグレー&ステンレスの3種類で、「4-1.MBCアジャスタブルベンチ コンパクト(MBC POWER)」と比べると、ラダーの調節部分がステンカラーに変更されています。
「家で本格的な高重量トレーニングがしたい」
「大きめのサイズのベンチを探している」
という方におすすめのベンチです。
おすすめポイント
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5-2.AB-5200 2.0 アジャスタブルベンチ(REP Fitness)
【商品詳細】
価格(税込) | スタンダード:89,900円 ワイド:93,200円 |
メーカー | REP Fitness |
耐荷重 | 454kg |
サイズ(幅×長さ) | 幅66×長さ146cm |
バックパッドの幅 | スタンダード:30cm ワイド:36cm |
バックパッドの長さ | 106cm |
フラット時のベンチ高さ | 44cm |
角度調節の段階 | バックパッド:13段階(-8, -6, -4, 0, 20, 30, 37.5, 45, 52,5, 60, 67.5, 75, 85) シートパッド:4段階(0, 8, 20, 30) |
アタッチメントの有無 | なし |
その他機能の有無 | ・キャスター付き ・立てて置いておける |
備考 | 組立式 |
※2024年5月現在の価格です。
AB-5200 2.0 アジャスタブルベンチ(REP Fitness)は、ベンチとしての高い機能もさることながら、カラーバリエーションが豊富な点が圧倒的です。
フレームカラーは、メタリックブラック、ブルー、アーミーグリーン、ホワイト、マットブラック、レッド、クリアコートの7種類から選べるだけでなく、レールカラーも選択可能です。
例として、メタリックブラックとホワイトフレームでのバリエーションをご紹介しましょう。
座面下部の「REP」ロゴと、ラダーの目盛り部分の色が変えられるので、より好みに合ったカラーセレクトができます。
こだわりのスタイリッシュなデザインはインテリアとしても映えるので、家トレの良いモチベーションになってくれるでしょう。
ベンチとしての実力も高く、パッドの角度は、背面がインクライン・デクラインあわせて13段階、座面は4段階にインクライン調節できます。
キャスター付きかつ、直立できるデザインなので、移動や保管にも便利ですね。パッドには、グリップ力と耐久性のある「CleanGrip™」をパッドに採用しており、体がズレにくい点もポイントです。
特筆すべきは、簡単操作のラダー方式に、クローズドラダーデザインを採用している点です。角度調節や保管時にフレームが外れる心配がありません。
「見た目も機能もこだわったベンチがほしい」
「家トレのモチベ維持にぴったりのベンチを探している」
という方にはぜひおすすめしたい商品です。
おすすめポイント
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\特徴や機能について詳しく知りたい方は動画をチェック!/
5-3.BLACKWING™ アジャスタブルベンチ(REP Fitness)
【商品詳細】
価格(税込) | スタンダード:103,500円 ワイド:132,300円 |
メーカー | REP Fitness |
耐荷重 | 454kg |
サイズ(幅×長さ) | 幅66×長さ151cm |
バックパッドの幅 | スタンダード:31cm ワイド:36cm |
バックパッドの長さ | 97cm |
フラット時のベンチ高さ | 44cm |
角度調節の段階 | バックパッド:12段階(-8, 0, 10, 20, 30, 37.5, 45, 52.5, 60, 67.5, 75, 85) シートパッド:6段階(-10, 0, 8, 15, 30, 45) |
アタッチメントの有無 | レッグローラーが後付け可能(オプション) |
その他機能の有無 | ・キャスター付き ・立てて置いておける |
備考 | 組立式 |
※2024年5月現在の価格です。
BLACKWING™ アジャスタブルベンチ(REP Fitness)は、今回ご紹介するなかでも特に高い機能性を備えています。
特筆すべき特徴は3つあり、まずお伝えしたいのが「ZEROGAP™テクノロジー」です。
シートパッドをスライドして座面と背面のパッドの隙間をゼロにできるので、ベンチに体を預けた際の違和感をなくし、ノーストレスでトレーニングに集中できるでしょう。
次に挙げるのは、「ラチェット式シート」です。シートパッドを持ち上げるだけの操作で、角度調整が簡単に行えます。
そして、「5-2.AB-5200 2.0 アジャスタブルベンチ(REP Fitness)」でもお伝えしたクローズドラダーや、直立しておけるデザインを採用し、使用者がより安心して使いやすい工夫が施されています。
パッドの角度は、背面が12段階、座面が6段階とインクライン・デクラインの両方に対応しています。
加えて、別売りのレッグローラーを取り付けできるので、幅広いトレーニングに対応できるのも嬉しいポイントです。
カラーバリエーションは、メタリックブラックとブルー、アーミーグリーン、ホワイト、マットブラック、レッド、クリアコートの7種類から選べます。
パッドの幅も、体格に合わせてスタンダード(31cm)とワイド(36cm)で選択できますよ。
「トップアスリートにも劣らない本格的なホームジムを整えたい」
「デザインや機能性ともにハイエンドなベンチがほしい」
という方にぜひおすすめしたい商品です。
おすすめポイント
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\特徴や機能について詳しく知りたい方は動画をチェック!/
まとめ
この記事では、おすすめのインクラインベンチの選び方や、実際にあるおすすめ商品をご紹介しました。
最後に、記事の内容を振り返っておきましょう。
おすすめのインクラインベンチを選ぶには、次のポイントを押さえることが重要です。
【おすすめのインクラインベンチを選ぶ10のポイント】
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上記のポイントを踏まえたうえで、おすすめ商品の機能や特徴を見比べ、あなたにとって最適なインクラインベンチを選んでみてくださいね。